2011年07月05日

二階堂和美インタビュー vol.1

nijimi_nikaido_JK_p.jpgnijimi_nikaido_A_p.jpg
二階堂和美、音楽関係者には熱狂的支持を得ているアーティストです。日産「マーチ」のCMソングだったり、資生堂「インテグレート」のCMソングなど曲を聴くと「あぁ、知ってる!」となるかもしれません。彼女はアーティストでありながら広島で浄土真宗の僧侶でもあります。一風変わったアーティスト活動をする彼女もこれまで順風満帆ではなかったよう。彼女の歌を聴いてみてください。彼女の歌は「日常」「生活」に溢れた希望があります。彼女の歌を聴いて元気をもらってください。インタビューを読んで勇気をもらってください!!

Q.
フルアルバムとしては5年ぶり、待望のニューアルバムリリースですね。タイトルは「にじみ」!このタイトルはどういうところから?
A.
出来上がった曲達を改めて見てこの子達の存在感がすごかったんですね。押さえてもにじみ出てくるもの、内側から湧き出てしまうというか・・・。メンバーやスタッフ、家族、出来事、時間、いろんなことがにじみ合ってこれができたんだ、と。そしてみなさんに染み込んでいくようなもの、じんわりと寄り添えるものになったらいいなぁ、と思いまして。

Q.
別れたいけれどズルズルいる夫婦の歌、出来ない部下をぼやく歌・・・歌詞が面白いですね。
A.
近所の大工さんたちや、自分のスタッフ、カフェバーをやっていた友人の話などから勝手にイメージして書きました。フィクションでも、どの曲にも自分の気持ちを託してます。実は今回デビュー作くらいに思っているんです。これまでは歌詞よりメロディ重視だったんですね。最近カバー曲を歌う機会が多かったんですが、カバーって人からでてきた言葉を自分のものにしないといけないので、自分で書いた詞以上にその歌を理解しようとするんです。そういう影響で歌詞というものを重視するようになったんです。これまでメロディ先行だったんですが今回の作品は歌詞を書いてそこから浮かぶメロディを付けました。「二階堂和美」という歌手を客観的に見て、二階堂和美に歌わせるならこんな曲を、というイメージで作ってます。歌詞に関しては、これまでにない気持ちでやってましたね。

Q.
これまでにない気持ち?
A.
これまでも歌詞を書いていた事はあったんですが、特に言いたいことなんかなかったんですよ。これよりは既存の曲だったり人が作ってくれた曲の方がよく出来てるよね、って流しちゃってたんです。それが徐々に、言いたいことがでてきた。批判されるかもしれないけれどいったん出してみることが大切だな、って思って。批判されると自分の足りない所を知ることができるから。批判されてその内容に納得がいかなかったらそれはそれで自分の思い入れの強さを知ることが出来るな、って

Q.
そもそもの根源を聞きます。アーティストになろうと思ったきっかけは?
A.
う〜ん。今までやってきた事がデビュー、芸能人っていう感じでもないので(笑)。潜在意識的には歌手になりたい、ってずっと思っていたんですが、なる、なんていうものおこがましいというか恥ずかしいので胸の奥に留めてましたね。とは言いながらテレビ番組を見ても「私の方が」「私ならこうする」なんて好き勝手思っていました。外野ならなんでも言えますからね(笑)。アーティストになる、っていうよりは歌を歌っているうちに、いいね、っていってくれる方が出てきてくれて今に至っているという感じです。

Q.
アーティストになるために上京したのだと思ってました
A.
そこまで強い信念のもとではなくて長い旅のような感覚でしたね。音楽を目指す人がいる所に行ってみたいな、っていう。これまでずっと田舎に住んでいたんですね。田舎って周りにそういうムードもないのでそういう事を思っている人がいる所に身を置いてみたいという軽い気持ちでした。「成功するまで帰れないぞ」っていう感覚ではなく(笑)。

Q.
自分にとっての不遇の時期はいつだったか?その時の脱し方は?
A.
東京に出てきてしばらくですかね。理想が高かったんですよね(笑)。それで自分の共感できる人になかなか巡り会えなくて。これだ、という人たちと巡り合えるまで何年もかかりました。煮詰まった時に一度理想を捨てたんです。本当はこうあるべき、みたいな考えを捨てて、今やりたい事って?というシンプルなところを探り直してみましたね。カセットでもいいから自分の好きな音をまずは形にしてみよう、って。そうしたら出会い始めた。そしてこの人は合うな、という人がいたらまたその知り合いを手繰っていきましたね。そこからどんどん広がっていったという感じでした。

Q.
二階堂さんは今現在広島で僧侶もされているんですよね。ここは大きなターニングポイントになったのではないですか?
A.
第二の不遇時代と言ってもいいかもしれませんね(笑)。今でこそ楽しく両立できてますがはじめは渋々で。東京での音楽活動も調子に乗ってきていた頃でしたし。当時、地元に知り合いもほとんどいなかったですし。ただ僧侶も人前で話もするしパフォーマンスをする、という点ではアーティストと近いんです。人の心にいかに響いていくかっていうことも同じ。そこは分かっていて、だから出来る、って思っていたんですよ。でもしばらくは自分の境遇を納得させるために言い聞かせていたようなところがありましたね。心からそう思って仕事をするようになったのはごく最近、寺での生活を始めて5年くらいはかかってます。覚悟を決めたら楽になりましたよ。CM音楽などのお話もその頃からいただくようになりましたね。


vol.2に続く


presented by beauty-city.com
posted by BA東京 at 09:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。